Kiwako(ディレクター)

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【元国際線CA】ホテルを愛するBeauty×Travelエディター・ライター 主なテーマ:ホテルステイ・リトリート旅・キレイになる旅

こんにちは、Kiwakoです。

 

さまざまな分野において持続可能な社会の実現の重要性が高まっている中、ワイン&スピリッツ業界でも“量より質”という概念を軸に、サステナブルな栽培法を取り入れているシャンパーニュブランド「テルモン」に注目が集まっています。

 

そんな「テルモン」と大阪を代表するラグジュアリーホテル「セント レジス ホテル 大阪」にて、コラボレーションディナー『シェフズ・テーブル with テルモン』を開催。

 

1年間かけて開催されるラグジュアリーとサステナビリティの両立を目指したディナーの第1回目が2023年8月30日(水)に開催されました。

 

サステナブルな栽培法を取り入れているシャンパーニュブランド「テルモン」

(出典:https://jp.champagne-telmont.com/

 

1912年、ぶどう農家兼ワイン生産者であったアンリ・ロピタルが、シャンパーニュ地方エペルネ近郊のダムリーに創業したメゾン・テルモン。

 

1世紀以上にわたり代々受け継がれてきたクラフツマンシップと、“唯一無二であれ”をモットーに、妥協のないシャンパーニュ造りを続けています。

(出典:https://jp.champagne-telmont.com/

 

「テルモン」の全ての活動の指標は、“母なる自然の名のもとに”という意識。

 

“自然(テロワール)への敬意と愛情を大切にしながら、次世代のために環境を守る”という確固たる取り組みを目指し、自然への影響を最小限にとどめるためのサステナブルなアプローチで、シャンパーニュの新時代を切り拓いています。

 

大阪を代表するラグジュアリーホテル「セント レジス ホテル 大阪」

(出典:https://www.marriott.com/ja/hotels/osaxr-the-st-regis-osaka/overview/

 

時代を超えた洗練さと、モダンな感覚を併せ持つ「セントレジスホテル&リゾート」の1つで、日本では唯一大阪にそのアドレスを持つ「セント レジス ホテル 大阪」。

 

都会の真ん中に位置しながら、極上のお料理をいただけるレストラン、くつろぎの時を過ごせるスパ、そして地上50mの高さに位置し、枯山水の石庭を有する緑に囲まれた「天空の庭」などを備え、優雅で充実した滞在が叶う最高級ホテルです。

(出典:https://www.marriott.com/ja/hotels/osaxr-the-st-regis-osaka/overview/

 

大阪のシャンゼリゼとしても名高い御堂筋沿いに建ち、利便性にも優れたホテルとしても人気を誇ります。

 

「テルモン」×「セント レジス ホテル 大阪」コラボレーションディナー

(出典:https://www.marriott.com/ja/hotels/osaxr-the-st-regis-osaka/overview/

 

来たる10月の最終水曜日は「サステナビリティ・デー」。

 

持続可能な形で環境に配慮することの重要性とそのためのステップについて改めて考える日として、海外では広く認識されている日です。

 

そんな「サステナビリティ・デー」へのリスペクトを込めて、「テルモン」とさまざまなシェフがコラボレーションした特別なディナー「シェフズ・テーブル with テルモン」が今後1年間、毎月最終水曜日に開催されます。

 

記念すべき第1回目となったのが、「テルモン」と「セント レジス ホテル 大阪」のコラボレーション。

 

「テルモン」の「母なる自然の名のもとに」プロジェクトを通じて、妥協なく環境に配慮したシャンパーニュ造りに取り組み続けている姿勢と、「セント レジス ホテル 大阪」の革新、進化、洗練された生き方といったセントレジスの精神に基づき、ラグジュアリーとサステナビリティの両立を目指して取り組みを続けている姿勢。

 

両者の取り組みによるシナジーと目指す未来に向けて、今回のコラボレーションが実現しました。

 

「サステナブル」・「自然」をテーマにしたスペシャルディナーメニュー

今回の「シェフズ・テーブル with テルモン」では、「セント レジス ホテル 大阪」の1階にあるフレンチレストラン「ル ドール」のシェフ ジャニア・カビラジを迎えました。

 

関西近郊で採れる野菜や魚などの食材や、地元農家から仕入れたハーブをふんだんに使用し、「サステナブル」「自然」をテーマに、旬の味、夏をイメージして考案したメニューを提供します。

(出典:https://www.marriott.com/ja/hotels/osaxr-the-st-regis-osaka/overview/

 

そして、このスペシャルディナーを、「テルモン」のシャンパーニュペアリングとともに。

フレンチでのワインペアリングは経験があるものの、シャンパーニュペアリングは私も初めての経験でした。

 

会場は、「セント レジスホテル 大阪」のエンパイアボードルーム。

 

イタリア製のシャンデリアが印象的なお部屋にて、再生可能なテルモンのボトルを使ったディスプレイや自然のロウを利用したキャンドルが会場を彩ります。

フラワーポットを模したワインクーラーなども特別に披露され、ここでしか味わえない雰囲気も楽しみます。

 

アメリアトマト 夏メロン 甘酒クランチ

1品目は、夏野菜をふんだんに使った冷菜。

農家から仕入れた野菜は、爽やかな甘みがたっぷり!

仕上げにバジルオイルをたっぷりとかけ、風味も味わいます。

 

また、オーツミールやゴジベリー、そして甘酒を使用した自家製の甘酒クランチで、優しい甘さとザクっとした食感も楽しみます。

 

こちらの料理に合わせるのは、「テルモン レゼルヴ・ブリュット」と「テルモン レゼルヴ・ロゼ」。

一般的にはピノ・ノワールやムルニエを原料とするロゼですが、シャルドネ87%、ムルニエ13%を使用し、新鮮さを感じられる味わいのロゼに仕上がっています。

 

今回は、「テルモン」のブランドアンバサダー・ローレン氏も会場にいらっしゃり、それぞれのシャンパーニュの魅力や特徴を分かりやすく説明してくださいました。

 

丹波地鶏バロティーヌ 国産ゴールドラッシュコーン フレッシュトリュフ

丹波地鶏を使用したバロティーヌには、国産のコーンを添えて。

コーンの甘さが際立つおいしさです。

 

たっぷりのフレッシュトリュフは新鮮で香り高く、お料理をより引き立ててくれます。

 

こちらのお料理にも引き続き、ロゼを合わせていただきました。

 

ビワマス グリーンピーズフォンデュ セントレジス グリーン テルモンデーズ ソース フレッシュハーブ

新鮮なビワマスには、オランデーズソースならぬテルモンのシャンパーニュを利用したテルモンデーズソースを。

 

マヨネーズのような滑らかさとやわらかな酸味が、さっぱりとした魚料理に抜群に合います。

 

こちらのお料理に合わせていただくのは「テルモン ブラン・ド・ノワール 2015」。

黒い品種から作っている白いシャンパーニュで、ベリー系の香りが漂います。

もともとは熟成肉などと合わせることが多いようで、今回のように魚料理と合わせていただくのも革新的だそう!

 

WAGYU BEEF IN 4 ACTS すき焼き / ビーフブルギニヨン / 和牛フィレ肉 / ポト オ フー

お肉料理1つ目は、和牛を少しずついろいろな料理方法で。

1つがすき焼きだったのが、日本らしさもあってホッとしますね。

 

いわゆる赤ワイン煮込みであるビーフブルギニヨンや、あっさりとした煮込み料理のポト オ フーなど、多様な料理方法を楽しみました。

 

こちらと合わせていただいたのは、「テルモン サン・スフル 2013」、「テルモン ブラン・ド・ブラン」、そして「ヴィノテーク2006」。

 

どれも味わいが異なるシャンパーニュで、どのお料理とペアリングするのか迷うほど。

とくに、「テルモン ブラン・ド・ブラン」はヴィンテージで日本には680本しかない貴重なシャンパーニュ。

 

このスペシャルなディナーだからこそ楽しめる特別なシャンパーニュで、私も緊張しながらいただきました。

 

牛肉 インカのめざめポテト フレッシュワサビ 野菜の漬物 味噌コンソメスープ

メインディッシュには牛肉のステーキを。

付け合わせには甘みがしっかりあるインカのめざめポテトを使用し、フレッシュワサビでさっぱりとお肉をいただきました。

 

ここでは、「テルモン レゼルヴ・ロゼ」、「テルモン ブラン・ド・ノワール2015」を再び合わせて。

 

この頃にはお腹も満足感たっぷり、シャンパーニュでほろ酔い気分でしたが、料理と合わせながらのシャンパーニュは格別なおいしさ。

 

ネリー メルバ日本へ – ピーチ バニラ  抹茶クランブル

デザートにはネリーメルバ、桃のデザートを。

 

さわやかな桃の風味に、香り高い宇治抹茶を使用したという抹茶クランブルがたっぷりかかっていて、食感のコントラストも楽しめます。

 

焼き菓子もいただいて、スペシャルなディナーが幕を閉じました。

 

「テルモン」×「セント レジス ホテル 大阪」のコラボレーションディナーでサステナブルに想いを馳せて

始まりから終わりまで、「テルモン」と「セント レジス ホテル 大阪」両者の自然やサステナビリティの考え方に触れることができるスペシャルディナー。

 

お料理では、地元農家から仕入れた野菜や関西近郊で採れた魚などをいただき、地元の恵みをよりよく知る機会となりました。

 

そして、何より“量より質”、妥協のない環境への配慮を経て造られたシャンパーニュをいただき、自然の恩恵を感じることができました。

 

ディナーが終わる頃にはこんなにたくさんのシャンパーニュボトル!

「テルモン」のボトルは再利用可能というのも驚きです。

 

両者のコラボレーションの実現によって叶うラグジュアリーとサステナビリティの両立。

 

“サステナブル”、“サステナビリティ”というと、どうやって自分ごとに捉え実践していけば良いのか分からないという方も多いかもしれませんが、このように“サステナブル”をおいしく体験できる機会となったのが今回のディナー。

 

今回の体験を通じ、食材やシャンパーニュの選び方1つにしても、“サステナブル”な考え方に賛同していきたいとより強く感じました。

 

毎月最終水曜日に行われる特別なディナーで、ぜひ“サステナブル”をおいしく体験してみませんか?

 

シェフズ・テーブル with テルモン
日時:毎月最終水曜日
場所:セント レジス ホテル 大阪 エンパイアボードルーム<11階>
料金:28,000円 / 1名(税・サ込)
予約:セント レジス ホテル 大阪 レストラン予約 06-6105-5659(10:00〜19:00)
※表記料金には税金・サービス料が含まれております。

 

取材協力:テルモン / セント レジス ホテル 大阪

リリース画像提供:テルモン




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