こんにちは、Mugiです。9月に開業したばかりの「ヒルトン横浜」に宿泊してきました。

 

横浜の古き良き時代を思わせるアール・デコ調の客室に泊まり、上質な音楽を楽しみながら横浜ウォーターフロントの煌びやかな夜景を満喫。

食事はオープン以来非常に人気の、一品一品丁寧に作られたこだわりのビュッフェを心ゆくまで堪能した2日間。

 

横浜と音楽に酔いしれる、大人女子にぴったりのご褒美ステイをレポートします。

 

みなとみらいのウォーターフロントに臨む「ヒルトン横浜」

みなとみらい線「新高島駅」から徒歩5分、JR「横浜駅」東口から徒歩11分のところに位置する「ヒルトン横浜」。

みなとみらいのウォーターフロントに臨み、昼には爽やかな水辺の景観を、夜には水面に眩いばかりに反射する煌びやかな横浜の夜景を楽しむことができます。

周辺にはパシフィコ横浜、臨港パーク、横浜ハンマーヘッド、横浜赤レンガ倉庫などがあり、ビジネスにも観光にも便利なロケーション。

ホテルのすぐ隣には、今話題の世界最大級の音楽アリーナ「Ｋアリーナ横浜」が！

流行りの「推し活」の拠点としてもぴったりな立地です。

「ヒルトン横浜」の美しい館内はフォトスポットの宝庫

ホテルのデザインコンセプトは、“YOKOHAMA Déco”。

日本ジャズ発祥の地として横浜が音楽の街たる原点ともなった時代に流行し、今も横浜の街並みを印象付けている建築様式「アール・デコ」のモチーフを、現代の横浜に再構築しました。

 

上品さとエンターテイメントが融合した大人の社交場である横浜の街が、そのままホテルへと落とし込まれたような、繊細でシックな煌びやかさのある「ヒルトン横浜」の館内。

音楽や横浜、アール・デコ、地球環境をテーマにしたアートも至る所に飾られており、思わず写真を撮りたくなるフォトスポットの宝庫です。

美しく曲線を描く螺旋階段に、胸をときめかせながらチェックイン。

 

「ヒルトン横浜」のアール・デコ調の客室

「ヒルトン横浜」の客室は、横浜の港や暮れゆく夜空を思い起こさせるようなブルーを基調とした、落ち着いた華やかさのあるしつらえになっています。

いくつかのルームカテゴリーに分かれていますが、今回はその中の３タイプ（16～21階の高層階に位置するお部屋）を特別に見学させて頂きました。

デラックスルーム（高層階）

一歩足を踏み入れた瞬間に目に留まるのが、足元から天井まで届く大きな窓！みなとみらいの高層ビル群を一望できます。
スタンダードなお部屋でもこれだけの眺望を満喫できるのが嬉しいポイント。

自宅のようにくつろぎながら、非日常の華やぎを感じられるお部屋です。

 

プレミアムルーム（高層階）

プレミアムルームの窓際にはソファーが2脚。二人でゆったり窓辺に座りながら景色を楽しめます。

プレミアムルーム以上のお部屋には、独立したトイレと洗面台のほか、洗い場付きのバスルームが！

今回はこちらの部屋に泊まったので、詳しくは後の章でご紹介します。

 

エグゼクティブスイートルーム（高層階）

広さ81m²の広々としたスイートルーム。全てホテルの角部屋部分に位置しています。

客室はリビングルームとベッドルームに分かれており、パウダールームにはシンクが2台も。

スイートルームにはモルトンブラウンのアメニティもプラス。

一度入ったら出たくなくなるほど、贅沢で心地よいお部屋です。

フォトジェニックな「ヒルトン横浜」のプレミアムルームにステイ

今回宿泊したのは、プレミアムルーム（高層階）。

39㎡の広々としたお部屋の入り口にはたっぷり洋服がかけられるクローゼット、その奥には高層階から横浜のウォーターフロントの景色を一望できるお部屋が広がります。

では早速中に入っていきましょう。

クラシックな客室

ペールブルーの壁にキルティングのヘッドボード。
ここで1泊できることに思わず心躍ってしまう、シックな可愛らしさがあるお部屋です。

窓際に備えられたソファのうちの1つは、オットマン付き。

足を伸ばしてゆったりくつろぎ、古き良き時代の異国情緒を感じさせるクラシックな客室から、現代を象徴するような横浜の風景を見下ろして…。

天空からこの景色を独り占めにして眺めていると、とても贅沢な休日を過ごしている気分に満たされていきます。

窓辺には仕事等にも便利なデスクが置かれていました。

絵画の額縁のようなミラーが添えられており、そこに映るアール・デコ調の室内と相まって、鏡の縁に切り取られた自分がアートの一部になったよう。

どこを眺めても素敵なお部屋で、写真を撮っているとあっという間に時が経ってしまいます。

 

ベッドは、快適な睡眠へと誘ってくれるシモンズ社のもの。

音楽にこだわったホテルにふさわしく、枕元には高性能のBluetoothスピーカーが置かれていました。
隣のＫアリーナ横浜でのコンサートの前泊・後泊に利用して、高音質の音でコンサートの予習をしたり余韻に浸ったりするにももってこいですね。

ちなみに、隣といってもＫアリーナ横浜は防音設備がしっかりしており、ホテルには音は漏れてきませんのでご安心を。

洗い場付きのバスルーム

広々とした洗面台の左右には、独立したトイレとバスルームが備えられています。

コンサート後の汗をかいて疲れきった体にも嬉しい、洗い場つき。

歯ブラシやカミソリの他に、バスソルトやマーガレット・ジョセフィンのスキンケアセット1回分までついています。

シャンプー類のアメニティは、ヒルトンのホテルではおなじみの「CRABTREE & EVELYN」（クラブツリー&イヴリン）が据え置きのボトルで置かれていました。​​
ボディーローションまでたっぷりとフルボトルでついているのが、特にこれからの乾燥する季節にありがたいポイント。

コーヒー、お茶類

お茶類は、コーヒーやカプセルタイプのコーヒーが置かれています。UCCのドリップポッドで、いつでも入れたての美味しいコーヒーを。

お水は環境に配慮し、ペットボトルではなく瓶に入ったものが用意されていました。

木の温もりを感じるルームキーも素敵。

 

「ヒルトン横浜」のオールデイダイニング「パレード」で上質ビュッフェを堪能

さて、ひとしきりお部屋を堪能したら、レストランへ向かいましょう。

「ヒルトン横浜」に泊まったら楽しみなのが、レストランでのお食事です。

中でも絶対に欠かせないのが、オールデイダイニング「パレード」で朝昼晩とデザートの1日4回、異なるメニューで行われるビュッフェ。

和洋中、さまざまに出てくるメニューは、なんとほぼ全てシェフの手作り！

その豊富な種類とこだわりの美味しさに、開業以来大好評となっていて、特に昼は平日休日問わず予約でほぼいっぱいです。

 

朝昼晩どの時間帯で利用するか迷ってしまいますが、今回の取材では全てのビュッフェを体験してきたのでぜひご参考の上、滞在中必ず、1回と言わず2回は「ヒルトン横浜」自慢のビュッフェを味わってくださいね！

デザートビュッフェ

ホテルに着いたらチェックイン前に荷物を預けてすぐに向かいたいのが、15時から始まるデザートビュッフェ。

約50種類以上のデザートとセイボリーがずらりと並びます。

季節やテーマに合わせこれだけのメニューを考案し、一つ一つ作るのに、毎日どれほどの手間と時間がかけられていることでしょうか…！

奥にはライブキッチンがあり、様々な出来立てメニューが提供されています。
特に一押しは、搾りたてのモンブラン！

甘いものだけでなく、カレーやタコスなどのセイボリー系のメニューも充実。

甘いものばかりだとせっかくのビュッフェもあまり量を食べられずに終わってしまうことがありますが、美味しいおかず系メニューとの組み合わせは無限に食欲をそそります。いつまででも食べられてしまいそう。

実はデザートビュッフェで人気のメニューの一つが、カレーパン。
カリッカリの衣の中に、ほのかな甘みのあるふんわりもちっとしたパン生地、さらにその中にとろっと濃厚なカレーが詰まった絶品です。

これにさらにキーマカレーをかけて、追いカレーで食べるのがおすすめです。

 

 

ディナービュッフェ

夜になるとレストランの窓の外には夜景が広がり、昼間とはまた違った雰囲気に。

カウンターには、和洋中、様々なジャンルの料理が並びます。

見るからに美味しそうな沢山のお寿司とお刺身には、思わず歓声が！

ライブキッチンでは、北京ダックにローストビーフ、ピザなどがシェフの手から次々と作り出されていき…。

目に映るもの全てが美味しそうで、とても気になるもの全て食べ尽くせそうにはありません。

レストランに入ったらまずはぐるりと全てのメニューを偵察し、食べたいものを後にせず計画的にお皿に盛っていくことをおすすめします。

 

柔らかなローストビーフは、ぜひとも食べ逃しのないように！

サラダを見ても、他では見ないような色々な種類のデリ風サラダがずらりと並び、一品一品手の込んだメニューであるのが伝わってきます。

ご馳走をたっぷりとお皿に盛ってテーブルで楽しんでいると、せいろに入った点心がワゴンで運ばれてきました。

この日は北海道産の蒸し蟹。蓋を開けた瞬間に、いい匂いの湯気が立ち上ります！
お腹いっぱいと言いながら、この湯気に誘われ思わず完食。

 

アルコールは別料金でオーダーでき、フリーフロープランもあるので、リーズナブルな価格で美味しいお酒を楽しむこともできます。

チーズなどおつまみにピッタリのメニューも充実。

ビュッフェとは思えないクオリティのお食事の数々に会話も弾み、楽しい夜は更けていきました。

 

朝食ビュッフェ

朝食ビュッフェには、シェフのこだわりが詰まった150種類の料理が並びます。

朝食は絶対和食派、パン派、旅の時はホテル気分のパンケーキ派など、人によってこだわりがあると思いますが、どんな人も満足できそうな充実の品揃えです。

メニューは夜とはガラッと異なりますが、どれも本当に美味しそう。
なんと幸せな1日の始まりでしょうか。

 

焼きたての香ばしいパニーニやフレンチトースト、トロピカルソースなどがトッピングできるハワイアンパンケーキなど…。朝もライブキッチンは大盛況です。

一押しは、やはり焼きたてのハワイアンパンケーキ。甘酸っぱいソースをたっぷりかけて召し上がれ！

 

また、朝食だけでなく他の時間にもありますが、ドリンクコーナーに置かれたニューヨーク発プレミアムティーブランド「ハーニー&サンズ」のホット・シナモン・スパイスもおすすめです。
スパイシーな甘さがとても印象に残る、ブランドを代表するブレンド。

他のホテルではなかなか出会えない紅茶ブランドです。ホテルに泊りにきて今まで知らなかったお気に入りの物に出会い、新しいライフスタイルを持ち帰る、というのもホテルステイの楽しみの一つですよね。
他のフレーバーも美味しいので、色々飲み比べながらゆっくりと朝の時間を楽しみましょう。

ちなみに、こちらの紅茶はホテルショップ「Oasis」で購入もできます。

 

ランチビュッフェ

宿泊者だけでなく、近隣の方にもとても人気のランチビュッフェは、平日でも予約でいっぱい。オープン前からレストランの前には行列ができています。
必ず前もって予約するようにしましょう。

ランチビュッフェは、いろいろな時間帯の人気メニューが勢揃いしたようなイメージ。
豊富なデザートに、握り寿司。ライブキッチンからはローストビーフやパスタやピザが、いい匂いで誘ってきます。

しばらくすると、テーブルの間をワゴンが回り点心のサービスが始まりました。
この日は、小籠包に焼売。

肉感たっぷりの焼売が特に美味しくて、もしワゴンがまだ目の前にいたらお替わりしたかった…！

 

五感で大人の横浜を味わう「ヒルトン横浜」のバー＆ラウンジ「メロディー」

食事後には、少し気分を変えてバー＆ラウンジ「メロディー」で時間を過ごすのもおすすめです。
店内中央にある、高さ約7.2mの高い天井にまで届くボトルタワーが圧巻。これは摩天楼に見立てているのだそう。

 

昼間は開放感溢れる爽やかなラウンジでティータイムを。

街が暮れていくに連れ店内の雰囲気も移り変わり、夜には夜景に包まれた上質な大人の時間の流れるバーに。 

メロディという名前のとおり、ここは音楽も楽しめるバー＆ラウンジ。
木曜～土曜には生演奏ライブが、そしてピアノの生演奏は毎晩聴くことができます。

「これぞ横浜！これぞ大人の社交場！」と思わず胸が高鳴る素敵な雰囲気。

”お酒が飲めないので入れず残念、生演奏を聴きたかった…”と思った方もご安心を！

バー＆ラウンジ「メロディー」には横浜からインスピレーションを受けたオリジナルカクテルや約100種類のワインの他に、おしゃれなノンアルコールのモクテルも用意されているので、お酒を飲まない人でも気後れせずに楽しんで過ごすことができます。

せっかく横浜のとびきり素敵なホテルで過ごす夜、遅くまで存分に横浜らしさを味わって！

 

「ヒルトン横浜」で大人の横浜を堪能するご褒美ステイを

過去と現代、日本と異国が交差し、昼も夜も様々な顔を見せる横浜の街。

その魅力を凝縮し、ホテルにいるだけで存分に味わえる大人の社交場「ヒルトン横浜」は、夜眠りに着くのが惜しくなるほど素敵なホテルでした。

 

横浜を楽しみ、味わい尽くす「ヒルトン横浜」での贅沢な2日間。大人女子のご褒美ステイにぜひどうぞ。

 

取材協力：ヒルトン横浜