こんにちは、Yukiです。
世界中から多くの旅行客が行き交う、シンガポールの玄関口・チャンギ空港。
そのチャンギ空港から簡単にアクセスでき、旅行客にも在住者にも人気のスポット「Jewel Changi Airport」(以下、「ジュエル」)をご存知でしょうか。
フライト前の時間を快適に過ごせるだけでなく、ショッピングやグルメを楽しめる場所として、オープン以来、多くの人々が訪れています。
今回は、そんなシンガポールの新名所「ジュエル」のおすすめスポットを4つご紹介します!
目次
※この記事は2022年の記事を再編集しています。
チャンギ国際空港にある「ジュエル」ってどんなところ?
2019年4月、チャンギ空港直結の大型商業施設としてオープンした「ジュエル」。
東京ドーム約3個分の敷地には、200店舗以上もの人気ブランドやレストランをはじめ、各種アトラクション、ホテルまで備えています。
さらに旅行者にとって嬉しいポイントは、第1ターミナル到着ロビー直結という抜群のロケーション! トランジットやフライト前に、ふらりと立ち寄れる便利な立地です。
第2、第3ターミナルからは、所要時間10分ほどの遊歩道が設けられています。
少し距離はありますが、エアコンが効いていて快適。散歩がてら歩いてみるのも良いかもしれませんね。ちなみに遊歩道だけでなく、ターミナル間を結ぶ無料モノレール「スカイ・トレイン」で第1ターミナルまで行く方法もあります。
第4ターミナルだけは「ジュエル」と連結していませんが、第1ターミナルまで行ける無料シャトルバスが用意されているので、ご心配なく。
それでは、「ジュエル」のおすすめスポットを紹介していきます!
チャンギ空港・ジュエルのシンボル「HSBC Rain Vortex」
「ジュエル」のシンボルといえば、建物の真ん中に流れる人工の滝『HSBC Rain Vortex』(以下、「レイン・ヴォルテックス」)。
ドーム型の屋根から水が流れ落ちるという、独創的かつダイナミックな光景はまさに圧巻……!
巨大な滝の全長は、なんと40メートルにも及びます。
「レイン・ヴォルテックス」を取り囲むよう配されているのが、広大な熱帯植物の森です。木々の間には石畳の階段があり、座りながら滝を眺める人々の姿も。
そんなマイナスイオン溢れる癒しの空間であると同時に、インスタ映えスポットとしても人気の「レイン・ヴォルテックス」。
1階から滝を見上げるように撮ると、ガラス張りの天井から明るい陽の光が差し込み、開放感溢れる景色が広がります。
さらに石畳の階段を登り、3階と4階にある展望台へ。こちらも建物全体を見渡せる、隠れた写真スポットです。
360度どこから見ても美しいその姿に、思わず目を奪われてしまいますね。
広々とした空間でリラックスしながら、ぜひ近未来的な風景をカメラにおさめてみてください♪
散歩にぴったりな屋内植物園「Canopy Park」
次にご紹介するのは、最上階5階にある有料の室内植物園「Canopy Park」(以下「キャノピー・パーク」)。
「レイン・ヴォルテックス」をぐるりと囲むように設計されたドーナツ型の庭園で、熱帯地方の鮮やかな木々が咲き誇っています。
ベンチも設けられており、ホッとひと息つくのにも最適。
天井からは自然光が降り注ぎ、室内にいながらも森林浴をしているよう……。
そんな「キャノピー・パーク」内には、追加料金を払えば入場できるアトラクションが多数あります。
特に人気のアトラクションが、滝の前を横切るようにデザインされた「Canopy Bridge(キャノピー・ブリッジ)」。
地上23メートル、長さ50メートルに及ぶガラス張りの橋で、「レイン・ヴォルテックス」を最も近くで鑑賞できるスポットでもあります。
ガラスの天井と豊かな緑に囲まれ、まるで近未来の空中庭園を歩いているような気分に♪
有料のため階下ほど混んでおらず、ゆったりとした時間を過ごせます。
人混みに疲れたときには、「キャノピー・パーク」で植物に囲まれながら癒されてみてはいかがでしょうか。
住所:78 Airport Boulevard, #05-00, Singapore 819666
営業時間:10:00-22:00(月から木)、10:00-23:00(金から日、休日前日、休日当日)
入園料:一般客5SGD(約507円)、在住者4.5SGD(約405円)
住所:78 Airport Boulevard, #05-00, Singapore 819666
営業時間:10:00-22:00
入園料:一般客8SGD(約811円)、在住者7.2SGD(約730円)
ナチュラル&ボタニカルなジェラートが大人気「Birds of Paradise」
シンガポールのローカルブランドが数多く入っている「ジュエル」。その中のひとつが、1階にある有名ジェラート店「Birds of Paradise(バード・オブ・パラダイス)」です。
元々はシンガポール東部のカトン・エリアで始まったお店ですが、そのユニークながらも確かな味で、今や国内に4店舗を展開する人気店へ成長しました。
こちらのジェラートの大きな特徴は、「ナチュラル&ボタニカル」。
自然素材にこだわっており、お花やフルーツ、ハーブを使用したフレーバーが中心です。フレーバーにもよりますが、シングルで5SGD(約507円)前後という手頃なプライス設定も嬉しいですね。
なかでもフローラルな味で人気を集めるのが、白菊を意味する「WHITE CHRYSATHEMUM」。
白菊の味といっても想像しにくいかもしれませんが、とても爽やかで上品な口当たり。ほのかに漂う白菊の香りと、バニラにも似た柔らかい甘さが心身を満たしてくれます。
さらにチョコレートに似たカカオニブが練り込まれていることで、カリッとした食感がアクセントに。
他にもストロベリー・バジルやパンダンといった、珍しいラインナップがずらりと並びます。
変わり種だけでなく、ピスタチオやヘーゼルナッツなど定番フレーバーも取り揃えているので、きっとお気に入りが見つかるはず。
ちなみにカップでの提供もされていますが、断然おすすめはコーンです!
なんとコーン生地にはタイムの葉が練り込まれているのです。ピリッとしたタイムが効いた厚めのコーンは、ボタニカルなジェラートとの相性抜群♡
シンガポールで大人気のユニークなアイスクリームを、ぜひ休憩がてら楽しんでください。
お土産に最適♡ お洒落なパッケージのクッキーが買える「Violet Oon」
フライト前にお土産を買いたいという方におすすめしたいのが、『Violet Oon(ヴァイオレット・オン)』。
有名料理研究家ヴァイオレット・オン氏が2014年に創業した同店は、シンガポールの伝統料理であるプラナカン料理を洗練されたスタイルで提供しています。
深い緑を基調とした壁に、レトロなタイルが敷き詰められた店内は、どこかエキゾチックな雰囲気。
時間がある方は、こちらでプラナカン料理を味わってみても良いかもしれませんね。
そんなレストランエリアとエントランスの間にあるのが、今回ご紹介したいギフトショップです。
クッキーやカヤジャムなど、持ち運びに便利なコンパクトサイズのお菓子が豊富に取り揃えられています。
「ヴァイオレット・オン」の魅力は、なんといっても女子心を掴むカラフルなパッケージ♡
東南アジアの伝統建築によく使われる、カラフルなタイルを思わせるデザインが実にフォトジェニック。シンガポールならではのお土産として、喜ばれること間違いなしの可愛さです。
数ある商品のなかでも特におすすめしたいのが、「グラ・マラッカ・ココナッツ・クランチ(GULA MELAKA COCONUT CRUNCH)」というクッキー。1箱18個ほど入って、18SGD(約1,826円)です。
「グラ・マラッカ」とは、椰子(ココナッツ)の樹液を煮詰めて作られた椰子黒糖で、シャリシャリとした食感と濃厚な甘さが特徴です。そこに爽やかなココナッツがアクセントになり、南国らしさを感じさせつつ、日本人にも食べやすい甘さに仕上がっています。
シンガポール旅行の思い出に、ぜひお土産に持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
住所:78 Airport Boulevard, #01-205/206, Singapore 819666
営業時間:
【ギフトショップ】11:00-22:00
【レストラン】12:00-15:00および18:00-22:00(月から金)、12:00-22:00(土日)
シンガポール・チャンギ空港「ジュエル」で、搭乗前後の時間を楽しんで
旅行者も在住者も楽しめるスポットが盛りだくさんの「ジュエル」。
モダンながらも緑に溢れた空間で、シンガポール旅行の一幕を彩る素敵な思い出をつくってみてください。
*1SGD=101.46円(2022年10月5日現在)
住所:78 Airport Boulevard, Singapore 819666
営業時間:24時間営業(ただし各店舗の営業時間は異なるので、HPにてご確認ください)
#zekkei_trip
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