こんにちは、Mugiです。
緑の木立に囲まれ、夏の日差しも柔らいで届く高原の避暑地、軽井沢。
清らかな空気の中、心も体も浄化されるような癒しの時間を「軽井沢マリオットホテル」で過ごしてきました。
客室付きの、窓の外に緑の梢が揺れるプライベート眺望温泉に入り、気の向くままにバスタイム。
お昼には色とりどりのエディブルフラワーの咲く農園で、無農薬で育てられたみずみずしい高原野菜を摘んで、新鮮な野菜たっぷりサラダを頂く。
そんな絵に描いたような避暑地の夏の思い出がつくれる、「軽井沢マリオットホテル」だけの特別な体験付きプランをご紹介します。
目次
緑に抱かれ木漏れ日揺れる「軽井沢マリオットホテル」
「軽井沢マリオットホテル」があるのは、緑豊かな森に囲まれた閑静な中軽井沢エリア。
中軽井沢駅からはタクシーで5分、軽井沢駅からは無料の送迎バスで15分程で到着します。
頭上はるか高くまで濃い緑に覆われ、地面には優しく木漏れ日の揺れる、約12,000㎡の広々とした敷地。
メインウイングとノースウイング、そしてドッグ対応コテージからなる、森に抱かれたホテルです。
木のぬくもり溢れる「軽井沢マリオットホテル」のメインウイング
メインウイングは、木の温もりあふれる森のリゾートホテルらしい雰囲気。
今回泊まったのはノースウイングなのですが、特別にこちらのお部屋も見せて頂きました。
「軽井沢マリオットホテル」の標準のお部屋である「スーペリアルーム ツイン」は、どこか北欧を思わせるような、シンプルで洗練された客室。
自然光に淡く照らされた爽やかなお部屋は、女子旅にもぴったりです。
1階にはワーキングスペースの「Work Lounge (Cozy Works KARUIZAWA)」があり、ワーケーションでの利用にも最適。
仕事に煮詰まったら窓の外の緑を眺め、気分転換に木立の間をお散歩へ。なんて理想的な仕事環境……!
地下には、小瀬温泉のお湯が楽しめる「温泉大浴場・露天風呂」が。
露天部分は地上に吹き抜けになっており、地下にありながら滝と陽光が頭上から降り注ぐ爽やかな景色が楽しめます。
その隣には、日本由来の贅沢な粧材を用いたトリートメントを受けることができる、和モダンなスパ「庵スパ KARUIZAWA」。
ディナーや朝食を頂くレストランもメインウイングに。
高原のリゾートに欲しいものがギュッと詰まった、「軽井沢マリオットホテル」の中心的な棟です。
落ち着いた「ノースウイング」は全室温泉付き
落ち着いた大人の雰囲気のノースウイングは、2017年7月に誕生した2階建てのホテル棟。
なんと全室に温泉がついています。
1階の客室には温泉露天風呂とプライベートガーデンが、2階には緑の景色を望む温泉ビューバスが。
ゆったりと寛げる空間で、癒しのおこもりひとり旅やカップル旅にぴったりです。後ほど詳しくご紹介します。
愛犬と泊まれる「ドッグ対応コテージ」
愛犬も楽しめる旅行先としても人気の軽井沢。「軽井沢マリオットホテル」には、愛犬と一緒に泊まれるドッグ対応コテージもあります。
全室に愛犬とのステイに必要なアイテムも一通り揃い。木立に囲まれたプライベート感あふれるコテージで、周囲を気にせず愛犬とともに楽しい夏の思い出を作ることができます。
自分をとことん甘やかす「軽井沢マリオットホテル」の温泉ビューバス付プレミアルーム
軽井沢駅からの送迎バスは、メインとノース両方のウイングに停車。チェックインもそれぞれの棟で可能です。
今回宿泊するのは、ノースウイングの「温泉ビューバス付プレミアルーム キング」。
モダンでスタイリッシュなデザインのロビーでチェックインを済ませたら、さっそく2階のお部屋へ参りましょう。
ゆったりくつろげるモダンな和洋室
客室の扉をあけた先には、白いカーテン越しに緑の陽光が揺れる、爽やかな空間が広がっていました。
モダンな和洋室で、ベッドの向かいには畳敷きのリビングエリア。どちらもゆったりとスペースがとられていて、大きな荷物を広げても余裕の広さです。
高原での長い夏休みも、ここなら快適に過ごせそう。
ベッドは、快適な睡眠へ誘うシモンズ社製。枕元のコンセントは左右両方についています。
ベッドの横は収納スペース。スーツケースを置く台や、長いワンピースを折らずに掛けられるゆったりしたクローゼットが。
沢山のリゾートワンピースは、高原で夏を過ごすための必需品ですね。
お部屋に用意されたお茶類の他に、ノースウイングのロビーにも時間帯によってコーヒーや心地よい眠りのためのお茶等が登場します。
コーヒーを入れたら、リビングスペースのローテーブルでほっと一息。
ふと横のカーテンを開けると、目の前に鮮やかな緑が広がりました!
テラスに出て、高原の美味しい空気を深呼吸。
風に揺れる木々の音を聴きながらのティータイムは、癒しのひとときです。
ちなみにリビングスペースのテレビの角度は調整可能なので、ベッドに寝転びながら窓の外の緑を感じつつゴロゴロとテレビを見るという、ひたすら自堕落で自分に甘い癒しの時間も過ごせます♡
緑の景色を望む温泉ビューバス
この部屋にはもう一つ、自分をとことん甘やかしてくれるものがあります。それがこのプライベート温泉!
リビングスペースの横に、目の前に緑をのぞむビューバスの温泉がついているのです。
わざわざ部屋の外に出ず温泉に入れるのはとても魅力的ですね。
アメニティには、宿泊した6月時点ではタイの高級スパブランド「THANN」が置かれていました。
バスルームとは別に洗面スペースがあり、そちらにもTHANNのアメニティが勢ぞろい。シャンプーも石鹸も、泡立てると辺りに少しスパイシーで甘い、柑橘系のとてもいい香りが漂います。
7月からは、アメニティはイギリスのナチュラルスキンケアブランド「This Works」に変更になっているそう。
体内時計と香り(アロマ)に着眼して開発されたブランドで、こちらも本当に癒される良い香りが特徴。日本で「This Works」が体験できる場所はなかなかないので、このためだけにもまた泊まりに行きたいと思ってしまいました。
ノースウイングの客室付きの温泉は、実はメインウイングの大浴場とは泉質が異なっています。大浴場は「小瀬温泉」、こちらは「塩沢温泉」。
なので1度の滞在で2つの温泉を楽しむことが可能です。
バスルームには、メインウイングまでの移動用に使うのでしょう、可愛い水色のかごバッグも置かれていました。
いったんお部屋に入ってしまうとあまりに快適で抜け出せなかったので、夜はお部屋の温泉に入り、早朝にはこの可愛いかごバッグを持って木立の間を通り大浴場へ。
そしてチェックアウト直前にもう一度お部屋のお風呂へ。滞在中、三度も温泉を堪能しました。
誰にも邪魔されず気の向くままに入れる、お部屋付きのプライベート温泉。窓越しに森林浴をしながら、日の光に優しくきらめくお湯を掬い上げては思わずホッと感嘆のため息が。
お風呂上がりは、着替えもそこそこにベッドにゴロン。いったん入ったら、もうどこへも出かけたくなくなる癒しのお部屋です。
信州の夏を涼やかに味わう「軽井沢マリオットホテル」の「Grill & Dining G」のディナー
ディナーの時間になっても、まだ外に明るさの残る夏の夜の軽井沢。
メインウイング1階にある「Grill & Dining G」では、滝と緑に囲まれた涼しげな景色を目の前に眺めながら食事をすることができます。
夏のディナーのテーマは、「土地の恵みと涼を満喫」。
「Shinshu Seasonal Dinner」のコースでは、こだわりの信州の食材を使用。
酸味を効かせたさっぱりとした味付けで、お腹に重くなりがちな乳製品を控え、暑さで食欲が落ちてしまう夏にも美味しく味わえるコースになっています。
オープンキッチンから漂ってくる、ジュッと何かを焼く音に香ばしい香り。どんなお料理が登場するのか、ワクワクと心を躍らせながら乾杯!
本日のアミューズ
一品目は、生ハムを巻いた桃のアミューズ。
生ハムの塩気と桃のとろける甘さ、そこに甘酸っぱいキャロットラペのさわやかな後味があわさって、もう一つ食べたくなってしまう美味しさ。でもディナーはこれからです!
信州サーモンマリネと彩り野菜のマリネ シトラスドレッシング
緑と赤の鮮やかなコントラストと、見るからに美味しそうなサーモンの美しいつやが、食欲をそそります。
シトラスドレッシングがとても爽やか。
しゃきしゃきの野菜たちは白馬産。立派なオクラにヤングコーンにゴーヤ、小気味の良い歯ごたえでどんどんと食が進み、あっという間に食べ終えてしまいました。
本日の冷製スープ
少し残った歯応えがとても美味しい、とうもろこしの冷製スープ。
長野にあった祖母の家で、畑から採ってきたばかりのとうもろこしを茹でて縁側で食べた、子どもの頃の夏休みを思い出しました。信州の夏の味です。
スズキのポワレ クールジェットのソテー ケッカソース
何とも涼しげで美しい魚料理。
このコースは、お皿を見るたびに、ふっと爽やかな風が吹いてくるようなお料理が登場します。
パリッとした皮目が香ばしいお魚を、冷たいトマトソースと一緒に。
下隠れたズッキーニのプリプリとした食感も美味しく、軽やかに頂ける一品。
信州プレミアム牛ランプ肉のグリル グランメール添え バルサミコソース
長野県産トップブランドの牛肉「信州プレミアム牛」。しっかりグリルし余分な油を落としているのだそう。
脂っこくなく、それでいて硬くなく。
メインのお肉料理まできてかなり満たされ気味なお腹でも、飽きずに美味しさだけをじっくりと堪能できる、絶妙な焼き加減です。
本日のデザート
デザートの頃にはあたりも大分暗くなってきました。
深い緑にゆれるロウソクの炎か浮かび上がり、リゾート感がさらに増したレストラン内。
夜の軽井沢は、ろうそくの灯りがとても似合います。
見た瞬間に「美味しそう!」と思わずスプーンに手が伸びた爽やかなデザート。オレンジのムースに青リンゴのシャーベットです。
思い返してみると、コース料理によくありがちな「美味しいけれどもう食べるのがつらい。あとどれぐらい出てくるのだろう…」という瞬間を一度も感じませんでした。
新鮮な野菜をはじめとする長野の美味しい食材を、最後までワクワクしながらお腹いっぱい味わうことのできたディナー。
ソースの一筋も残さずスプーンですくって、ごちそうさま。
お部屋に戻ろうとすると、可愛いメッセージのついたルイボスティーを手渡して頂けました。
席を立つ頃を見計らって淹れて頂けたようです!
美味しいお茶を片手に、夜の闇に浮かび上がる木立の間の小径を通りながら、お部屋へと戻ります。
目と口と全身とで、軽井沢の大自然の恵みを堪能した1日。
そして実は明日もとても楽しみなプランが待っているのです。高鳴る胸をおさえながら、緑に抱かれたお部屋でおやすみなさい。