こんにちは。ライターのYURIEです。

 

2021年3月、大阪の心斎橋エリアにオープンしたW大阪(ダブリュー 大阪)

 

世界で人気を集めるラグジュアリー・ライフスタイルホテルの『W Hotels』が、待望の日本上陸。Wが国内一つ目の施設をオープンする場所として選んだのは、独自のカルチャーが際立つ都市“大阪”。そして、今年の3月で開業から約一年が経ちました。

 

W大阪の宿泊記だけでなく、コンセプトやこだわりのインテリア、大阪を選んだ理由まで、詳しくレポートしていきます!

『W大阪』ってどんなホテル?

2021年3月に日本初上陸した『W大阪』。マリオット系列のラグジュアリー・ライフスタイルホテルです。

 

大阪の中心部、御堂筋に面した心斎橋エリアに位置し、どこへ行くにもアクセス抜群。大阪のランドマーク、道頓堀にも程近く、大阪観光を楽しむ方にも、ビジネスで訪れる方にもおすすめなホテルです。

遊び心溢れる大人の隠れ家ホテル

御堂筋を歩いているとパッと目を引く黒い建物。『W大阪』を訪れる際の目印です。

 

なんと、このビルのデザインは、日本を代表する建築家・安藤忠雄氏が手がけています。大阪出身の安藤氏が、大阪の文化やイメージを盛り込んだデザインを監修したそうです。

大阪商人の羽織をイメージした外観は、黒一色でまとめられシンプルですが、内装は打って変わってとても華やか。Wロンドンなども手がけた、オランダ・アムステルダムのコンクリート社が手がけています。

客室カテゴリのネーミングもWらしさ満点

1階から27階まで全てのフロアをW大阪が所有。3階にロビー、「LIVING ROOM」、「Oh.lala. . .」、4階にフィットネスフロア、6〜27階が客室階です。全337室の客室数を誇り、うち50室がスイートルームになっています。

 

スタンダードルームは、コージー、ワンダフル、スペクタキュラーの3種類。スイートはファンタスティック、マーベラスと、ホテルに2部屋しかないWOW、そして1部屋しかないエクストリームWOWペントハウススイートの4種類です。

『Wホテル』ってどんなホテルブランド?

Wホテルはアメリカ発のラグジュアリー・ライフスタイルホテル。ニューヨーク、タイムズスクエアにオープンして以来、スペイン、トルコ、香港など世界60か所に展開しています。

日本初上陸で大阪を選んだ理由

外資系のホテルが日本上陸する際、まず候補に上がるのが、首都 東京ですが、Wホテルが日本上陸に選んだ場所は大阪。その理由を取材の際に伺ってみました。

 

なぜ、大阪に?は、よく聞かれる質問なんだとか。一番大きな理由は、Wホテルのコアバリューである「Bold(大胆さ)・Witty(ウィットに富んだ)・Insider(情報通な)」が、大阪の文化や人々と共通点があること挙げられます。

 

独自の文化が根付く街・大阪は、遊び心溢れるWホテルと親和性が高いのも納得です。

『W大阪』の客室「マーベラススイート」

今回、宿泊したのは「マーベラススイート」。客室カテゴリのネーミングもWならではで、遊び心があって面白いですね。

 

80㎡の客室は、リビングルーム、ベッドルーム、バスルームと、大きく3つのエリアに分けられ、どのエリアも広々としているので快適に過ごせます。

客室の窓は、床から天井の高さで解放感もたっぷり。まさにマーベラスの名に相応しいスイートルームです。

落ち着く雰囲気 × 遊び心満載の客室インテリア

Wホテルのイメージから、客室内もポップなインテリアを想像していました。しかし、案内された客室を見て、いい意味で期待を裏切られました。

フロントやジムエリアのナイトクラブのようなキラキラしたイメージとは一転、客室は自宅のように落ち着けるインテリアに、遊び心のあるアイテムや仕掛けをMIXした絶妙なバランス。

 

Wホテルでしか味わえない非日常感やスタイリッシュさはキープしつつも、ゆったりとリラックスした時間を過ごせます。

開放感満点! 大阪を一望できるビューバス

マーベラススイートの特徴とも言えるのが、大阪の景色を一望できるビューバスです。バスタブとシャワーブースが分かれているので、ゆったりと浸かれます。

 

バスルームエリアのインテリアは、全体的にモダンでかっこいい印象。 ダブルシンクなのも高ポイントです。

スタイリッシュでクールなアメニティ

『W大阪』では、客室のアメニティとしてイタリア・パルマ発の、サスティナブルなヘアケア&スキンケアブランド「Davines(ダヴィネス)」を採用しています。

 

“MOMO”という香りは、フィグやシダーウッド系のユニセックスで使えるフルーティーな香りで、ロングヘアでもきしまず使えます。スパやサロンでも使われるブランドなので、香りだけでなく使い心地も◎。

ちなみにWホテル大阪のスパでは、こちらの「Davines」のプロダクトを使ったスパトリートメントも受けることができます。

 

バスローブとスリッパは、ブラックで統一。ホテルのバスローブやスリッパは白が定番ですが、W大阪ではカッコいい黒のアイテムが揃います。

一味違うホテル体験ができるW大阪らしいこだわりが、一つ一つのアメニティからも垣間見えます。

 

美容好き女子やロングヘアの方は、ホテルに置いてあるドライヤーの機種も重要ですよね。W大阪のアメニティでは、「ReFa BEAUTECH DRYER(リファビューテック ドライヤー)」を採用しています。

なかなか実際にお試しする機会のない高級ドライヤーが置いてあると、気分も上がります。多くのレビューでも高評価を得ていた、一度使ってみたかったアイテムなので、個人的にとても嬉しかったです。

ミニバーやスナック類も充実

お部屋のミニバーやスナック類も充実のラインナップが揃います。

カクテルを作れるセットが完備され、左のQRコードを読み込むと、各種ミニバーやスナック類のプライスリストを確認できます。オリジナルカクテルのレシピも掲載されていました!

ベッドルームにはユニークな仕掛けが!

客室の至る所にちりばめられた、遊び心溢れる仕掛けの数々。その一つが、ベッドルームの「Escape」ボタン。このボタンを押すと、シンプルでモダンな印象のベッドルームが一変。ネオンのライトが点灯し、ナイトクラブのようなムーディーな雰囲気に早変わり。

 

ちなみに、このネオンの色は、ブルーとピンクの2色。偶数階はブルー、奇数階はピンクになっているそう。

『W大阪』の客室「ワンダフルルーム」

今回は取材の際に、スタンダードルームも見せていただきました。

 

40㎡の広さの「ワンダフルルーム」は、18〜27階の高層階に位置し、W大阪ならではの景色を楽めます。ちなみにスタンダードルームのカテゴリの中で、唯一高層階指定ができるのが、こちらの「ワンダフルルーム」です。

客室に入ると大きなミラーとバスタブがお出迎え!

バスタブがあれば、就寝前に大阪観光で疲れた体を癒すこともできます。そして、ツインベッドの奥には、大阪の景色を一望できる大きな窓。その手前には、ハイテーブルとハイチェアが並んでいます。

 

バーのような雰囲気は、Wホテルらしさ満点です。

こちらのお部屋にも先述のEscapeボタンがあり、奇数階の客室ではピンクのネオンが光ります。客室のカーペットも、奇数階はピンク、偶数階はブルーで統一されています。

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