佳ら久

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【NY在住旅好きライター】主なテーマ :女子旅、高級旅館、ホテル

こんにちは、KOです。

 

2020年10月に神奈川県、箱根強羅温泉にオープンした今、注目のお宿を知っていますか?

強羅の美しい森に抱かれて静かに佇む「箱根・強羅 佳ら久」。

全客室に客室専用露天風呂を設えた、贅沢な大人なステイが楽しめるとっておきの一軒をご紹介します。

 

2020年開業!リゾート感溢れる高級温泉宿「箱根・強羅 佳ら久」

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「箱根・強羅 佳ら久」があるのは、関東屈指の人気温泉地として知られる箱根の奥座敷、強羅温泉。

言わずと知れた多くの有名温泉旅館があり、温泉宿激戦区です。

そんな強羅の雄大な森の中に2020年10月に誕生した、スタイリッシュな外観が印象的な新しいお宿。

 

「箱根・強羅 佳ら久」は温泉が愉しめる旅館ですが、老舗の温泉旅館とは一味も二味も違う魅力が隠されています。

宿に到着するとスーツに帽子姿の男性がエントランスで出迎えてくれ、まるで海外の高級ホテルに来たような感覚。

 

エントランスを潜り目に入るのは、純和風な旅館ではなくホテルのロビーのような明るくて開放的な空間です。

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腰を下ろし一息つくと……エントランスからロビーにかけて、箱根の伝統工芸品である寄木細工や組子細工などの工芸細工が散りばめられていることに気が付きます。

実は、この箱根の工芸品はロビーだけでなく館内の様々な内装や調度品にも設えられているんですよ。

 

また、ロビーにはショップ&ギャラリーも併設しており、寄せ木細工やお菓子、ホテルオリジナルのアメニティなどの購入ができます。

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ウェルカムドリンクは、黒豆ほうじ茶とカステラをいただきます。

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お茶とお菓子をいただいたので、そろそろお部屋へ案内していただこうとすると……目の前に広がる立派な生け花に思わず足が止まりました。

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こちらは、なんと総支配人が季節に合わせて生けられているそう。

館内にいても季節が感じられる、嬉しいおもてなしに心が温まります。

 

全室温泉露天風呂付!「箱根・強羅 佳ら久」の寛ぎの客室

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今回宿泊したのは、東棟の和タイプの客室。

「箱根・強羅 佳ら久」のお部屋は、東棟と西棟の全70室から成り、それぞれ異なった趣や眺望が楽しめます。

最大の魅力が全室のバルコニーに温泉露天風呂を設えている点。

 

また、どのお部屋も約56平米の広々とした間取りになっているので、お部屋でのんびりと過ごすおもこりステイにも最適です。

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通常は2台のベッドがありますが、1室に3名以上で宿泊する場合はソファをベッドとして利用できるので、3~4名まで同室で宿泊が可能です。

佳ら久 ソファベッドと言っても、寝心地も大きさも通常のベッドと変わらないのでご安心を。

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貸切風呂の予約やルームサービスの注文などは、各部屋に備え付けられているタブレットから。

照明や空調の調整、ラウンジや大浴場の混雑状況も確認ができますよ。

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その他にも、Sonyの最新スピーカーやPanasonicナノスチーマーなど、お部屋で寛げるアイテムが揃っているのも嬉しいポイントですね。

 

客室に置かれたアメニティは、「箱根・強羅 佳ら久」オリジナルのもの。

ローズゼラニウム、シダーウッド、オレンジをメインに、オリジナルブレンドのアロマオイルを使用していて、手の中から広がる高級感のある香りに気分も高まります。

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そしてお部屋での寛ぎ時間のアイテムはこれだけではありません。各お部屋には、可愛らしいお香のセットまで用意されています。

 

館内着も、浴衣・作務衣・パジャマからお好きなものを。もちろん全て客室に備わっています。

お部屋のお風呂を楽しんだ後、客室内では作務衣でのんびり過ごして、お食事や散策の際には浴衣に着替えて……など、選択肢が多いのは女性にとっては嬉しいポイント。

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また、女性には色浴衣が選べるサービスも!

オレンジや水色などカラフルで可愛い浴衣の数々に、なかなか決めることができません。

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お部屋にある浴衣は、黒色ベースのシックで落ち着いた雰囲気。

こちらのデザインも「箱根・強羅 佳ら久」の和モダンな空間にマッチしてとても素敵です。

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客室内の冷蔵庫内のドリンクはフリーなので、中に入っているジュースやお水は自由に飲めます。

客室露天風呂で、冷たいドリンクを片手に湯浴みが愉しめるなんて贅沢ですよね。

 

また、ルームバーも充実。

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電気ケトルやコーヒーマシーンなどが揃っており、強羅の絶景と共にいつでも自由にコーヒーブレイクが楽しめますよ。

 

五感を超えて愉しむ「箱根・強羅 佳ら久」極上のお食事

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旅館でのお食事は、旅先での最大の楽しみの1つ。

普段は食べられないようなお料理や見た事がないような逸品に出会えるかもしれない……お食事前にはそんな期待に胸を膨らませる人も多いでしょう。

もちろん私もその1人。

 

箱根の恵みを堪能する和モダンな夕食

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「箱根・強羅 佳ら久」の夕食は、懐石料理をベースに、モダンな料理がいただける「六つ喜」とグリルレストラン「十邑」の2つのレストランから選択が可能です。

 

私は、「六つ喜」をチョイス。

広々としたダイニングは、組子文様をあしらった壁紙や版築仕上げの柱など、木の温もりが感じられる居心地の良い設えです。

 

日本の伝統文化と現代風のモダンなテーブル席が融合し、温かみのあるしっとりとした落ち着いた雰囲気。

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開放的でありながら、他のゲストの気配が感じられないような工夫もされています。

また、小さなお子様がいるご家族やよりプライベート感を味わいたい人には、個室や半個室も完備。

 

「箱根・強羅 佳ら久」のお食事のコンセプトに繋がる「六つ喜」というダイニングの名前には、”味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚と、ここならではの体験、それら六つの要素を喜びで満たしたい”という願いが込められているそうです。

 

その想いの通り、目の前に運ばれてきた前菜にはっと息を呑みます。

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まるで1つのアート作品のよう。

立派な天然木に並べられた12品もの小鉢……どれを口に運ぼうか悩んでしまいます。

 

まずは、1品1品じっくりと眺めて目で愉しみ、次に香りを愉しみながら各々のお皿へと自分で盛り付けを。

お料理だけでなく、小皿を持ち上げた時の器の美しさやひんやりとした冷たさも感じながら……。

心も身体もリラックスした状態で、自分の中で眠っていた五感がゆっくりと引き出されるような感覚。

 

「箱根・強羅 佳ら久」のお食事は、お魚料理が自分の好みのメニューを選択できるプリフィクススタイルという、型にはまらない新しい日本料理のスタイルです。

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もちろん、使われている食材も料理人が拘った箱根の海山の恵みが堪能できる内容。

 

その時期の旬の食材を厳選しており、季節毎にお食事も変わるため、何度訪れても新しい感動が味わえます。

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〆のお食事は、山形県産つや姫で炊き上げた「釜揚げしらすと煎り大豆の炊き込みご飯」。

上品なお米の甘さとしらすのとても優しい味わいが口の中で広がり、お腹は満たされているはずなのにどんどんご飯が進みます。

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そして夕食のコースを締めくくるのは、専属のパティシエが丁寧に仕上げたスイーツです。

さっぱりとした味わいのみかんとシャーベット。

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お好みで、季節限定の甘味も追加でいただけますよ。

釜戸ごはんが主役!これぞ日本の朝ごはん

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ぐっすりと眠った翌朝のお食事は、地産地消に拘った和朝食をいただきます。

 

机に運ばれたお重に綺麗に並べられているのは、伊豆の干物や駿河湾産のじゃこの山椒煮、天城山のわさび漬けなどの厳選食材。

新鮮な食材と釜戸で炊き上げられた炊き立てのご飯は、“これぞ日本の朝ごはん”という王道スタイル。

忙しい日常では味わえない朝の贅沢な時間に、心も身体も癒されます。

 

朝食は、桜の壁紙が美しい個室にご案内いただきました。

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個室にご案内いただく際に、夜は暗くて見えなかった窓の先に朝の太陽の光で輝く美しい水のテラスも臨めます。

 

そして、朝食で利用した「箱根・強羅 佳ら久」オリジナルのお箸は記念に持ち帰りが可能!

使った後にお箸を拭いて、お持ち帰りできるように専用の箱もいただけます。なんて嬉しいサービス……。

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自宅に帰った後も、このお箸を手に取ると「箱根・強羅 佳ら久」で過ごした夢のような時間が蘇ることでしょう。

 

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