こんにちは、Mugiです。
先日、普段の京都旅行とは一味違った、旅好きの心をくすぐられる旅をしてきました。
京都駅から快速電車でわずか7分で行ける、乙訓(おとくに)エリア。日本有数のたけのこの産地であると同時に、穴場フォトスポットの宝庫でもあるのです。
CMにも使われた木漏れ日揺れる竹の径でのサイクリングや、国登録有形文化財の中で頂くおばんざい、フォトジェニックなデザイナーズホテルなど……。
帰るころにはお腹も、写真フォルダもいっぱいに!
京都市内での1泊にプラスして楽しむ乙訓女子旅。公共交通機関をメインに利用し巡る2日間のモデルコースを組み立てたので、ご紹介します。
目次
【1日目 10:40】 向日町駅でシェアサイクルを
京都駅から快速に乗ること7分、向日町駅から旅はスタートです!
最初の目的地の『竹の径』へは、駅のすぐそばにある『向日市観光交流センター まちてらすMUKO』(以下、「まちてらすMUKO」)でシェアサイクルをして向かいましょう。
スマホで無料会員登録後、簡単に予約できますよ。
【1日目 11:00】穴場のフォトジェニック観光スポット『竹の径』でサイクリング
自転車に乗ること約10分、海外高級車のCM撮影でも使用された美しい景観の『竹の径』に到着です。
竹が両脇に生えた道としては、同じく京都の嵐山の「竹林の小径」がありますが、ここはまだあちらほどは知られていない穴場の場所。
嵐山の方は竹がうっそうと茂り薄暗く幻想的で、あっという間に歩き終わってしまうのに比べ、こちらの乙訓の『竹の径』はなんと全長1.8km、日差しが降り注いで明るい雰囲気です。
それはこの竹が食用に植えられており、竹と竹の間隔が空いているから。
いわばここは竹の畑。
爽やかな木漏れ日のもと、竹が風で揺れる音を聴きながらサイクリングを楽しむことができますよ。
他の人が映り込まない写真が撮りやすいのも嬉しいポイント。竹に囲まれた道を歩いている写真はよく見かけますが、サイクリングしている写真はなかなか見かけませんよね。他の人とは一歩差がつく写真が撮りたい人にもとてもおすすめです。
ちなみに隣接した『京都市洛西竹林公園』にある資料館の奥にも、竹に囲まれた飛び石の小径が。ウエディングの前撮りにも使われる美しいフォトスポットです。
資料館でお土産の購入がてら、ぜひ散策を。
なお『竹の径』では毎年10月に、水を入れてろうそくを浮かべた4千本以上の竹筒による幻想的なライトアップ「竹の径・かぐやの夕べ」も行われますよ!
住所:京都府向日市寺戸町芝山~物集女町長野、中海道地内
【1日目 12:00】地域の物産や地酒をショッピング
「まちてらすMUKO」へ戻ってきたら、自転車を返却し電車に乗る前に、買い物を楽しみましょう。
「まちてらすMUKO」で電車を眺めながらお買い物
「まちてらすMUKO」には、建物から溢れるように、採れたての地元産野菜や、向日市ならではの特産品・お土産品がずらりと並びます。
向日市内の農業者と連携し、そのときどきの旬の野菜を販売。
中には、ドライフラワーに囲まれた可愛いカフェも。
ただこれからランチに向かうので、おなかには余裕を持たせておいて!
屋上のテラスに上がると、目の前に線路が見えます。
走る電車を眺めながら、サイクリングでつかれた体を休めほっと一息。
ちなみに泊まる予定のホテルも、駅と電車が眺められる絶好のトレインビューホテルなので、電車好きの人はお楽しみに!
「旭米」を使った貴重な地酒!クラフトビール「新次郎」と濁酒
お酒好きの人はシェアサイクルを返す前に、ぜひ自転車で往復20分程の『酒笑食楽 梅原酒店』へひとっ走りしましょう。
ここで手に入るのが、コシヒカリやササニシキなどの日本のおいしいお米の祖であり、幻の米と呼ばれる向日市生まれの「旭米」を使った、オリジナルのクラフトビール「新次郎」。
1回に40個程しか作れない貴重なビールです。
現在出ているのは2種類で、中でも「新次郎ゴールデンエール」は口元に近づけるとグレープフルーツのような爽やかな香りが漂い、その後お米の甘みが口の中にほのかに広がる華やかなビール。女性に特におすすめです。
そしてここのもう一つの一押しが、旭米「濁酒」。限定生産なので見かけたらラッキー!口元に近づけた時の甘い香り、そしてがつんとくる飲み口。とても美味しいです。
どちらも生産数が少なめですので、事前にお店に確認の上で向かうことをお勧めします。