こんにちは、LOVETABI編集部です。
南半球に位置し、季節が日本と逆になる「オーストラリア」。
日本の約20倍もの広大な土地には、大自然を満喫できる数多くのスポットや、建築物、美しいビーチなど多彩な魅力で溢れています。
また、世界遺産に登録されている箇所は20箇所!
今回は、LOVETABI編集部がオーストラリア旅行で外せないおすすめスポット7選をご紹介します。
目次
「エアーズロック=ウルル」一生に一度は見たい絶景
(出典:エアーズロックオフィシャルWEBサイト)
先住民アボリジニの言葉で「ウルル」と呼ばれるエアーズロック。
オーストラリア大陸のほぼ中心に位置しており、ノーザンテリトリー準州のウルル・カタジュタ国立公園内にあります。
6億年以上前に海底に積もった砂が巨大な花崗岩になり、現在の335m、周囲の長さは9.6kmもある巨大な一枚岩になったそう。
先住民アボリジナルにとっては「聖地」であり、とても大切な場所です。
そんなエアーズロックでは、ラクダに乗ってお散歩、サイクリング、ヘリコプター周遊などさまざまなアクティビティが楽しめるのも魅力。
なかでも、エアーズロック観光のハイライトはサンセットとサンライズ鑑賞です。
刻一刻と色合いを変えるエアーズロックは一瞬たりとも目を離すことができません。
また、近年では夜空に感動を呼ぶ最新のテクノロジーによるドローンショーやイルミネーションツアー、星空鑑賞など夜も楽しめるイベントも盛り沢山。
(出典:オーストラリア政府観光局)
エアーズロックへの玄関口は、ケアンズ・シドニー・パースと、いくつもありいずれも約3時間ほどでアクセスできるためオーストラリアを訪れたら1度は見たい絶景です。
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「オペラハウス」シドニーのシンボル
世界的に有名なデンマーク人の建築家ヨーン・ウツソンによって設計されたシドニーの「オペラハウス」。
白い貝殻を思わせる屋根が特徴的で、シドニーのシンボルとして多くの観光客が訪れるスポットです。
また、オペラハウスのすぐ脇にかかるハーバーブリッジとの景観もオセアニア屈指の絶景。
オペラハウスの屋根には約106万枚ものスウェーデン製の陶製タイルが使用されており、内部には世界最大規模のパイプオルガンを有するコンサートホールや、ドラマシアターなど、大小5つの会場で年間約1,500もの公演が行われています。
時間がある人は、オペラハウスの内部を約30分かけて見学する「日本語ガイドによる内部見学ツアー」に参加してみるのもおすすめ!
ツアーガイドが、オペラハウスの歴史や公演ホールの舞台裏について解説してくれます。
そして青い海と白い建物のコントラストが美しかった日中から、日が落ちると表情は一変。
ライトアップされたシドニーのオペラハウスの夜景は、幻想的でまた違った魅力が楽しめます。
オペラハウスの景観を楽しんだら、お食事タイム!
オペラハウスの北側にある「Guillaume at Bennelong」では、海の景色を眺めながら高級オーストラリア料理を堪能できます。
その他にも「Opera Kitchen(オペラキッチン)」や「Opera bar(オペラバー)」などのカジュアルなレストランもあるので、予算に合わせて選んでみてください。
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- オペラハウス(Opera House)
所在地:Bennelong Point, Sydney NSW 2000 オーストラリア
アクセス:サーキュラー・キー駅から徒歩約10分
「キュランダ 鉄道」キュランダ観光のハイライト
ケアンズの中心地ケアンズセントラル駅からキュランダ 駅までの37kmの区間を結ぶ「キュランダ鉄道」。
125年以上の歴史を持つ人気の観光列車です。
ケアンズが誇る2大世界遺産のひとつ世界最古の熱帯雨林「バロン渓谷湿潤地帯」のジャングルを縫うように走る景観は圧巻!
車窓からはダイナミックな景色が広がり、ケアンズの大自然を感じることができるでしょう。
180度のヘアピンカーブ「ジャンガラループ」や、マイナスイオンをたっぷりの美しい「ストーニークリーク滝」
など見どころも点在。
車内では、車窓から見える絶景ポイントや最適なシャッターチャンス、鉄道の歴史なども案内してくれます。
キュランダ鉄道は全席指定制となっており、自由席はありません。
人気の列車なので、日程やスケジュールを決めて事前予約をするのがおすすめ。
また、キュランダでは世界最長クラスだというゴンドラ「スカイレール」も人気なので、行きはスカイレール、帰りはキュランダ鉄道に乗車するなどの行程を組むと、2種類の乗り物が楽しめますよ。
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所在地: Kuranda クイーンズランド 4881 オーストラリア
電話番号:+61 7 4036 9333
「グレートバリアリーフ」世界最大のサンゴ礁群
世界遺産としても知られる人気スポットの「グレートバリアリーフ」。
オーストラリアの北東、クイーンズランド州の東岸に全長約2,000kmに渡って連なる世界最大のサンゴ礁群です。
日本列島の面積に匹敵する海域には、400種を数えるサンゴ、1500種もの魚類が生息しており、世界中のダイバーが憧れる海洋生物の楽園。
なかでも1番人気のスポットは、約6,000年をかけてサンゴ礁が隆起してできたグリーン島で、ケアンズから高速船で45分ほどでアクセスでき「ケアンズの宝石」と称されています。
また、ハート形のサンゴ礁「ハートリーフ」を空から眺める遊覧飛行も人気。
このハートリーフはカップルで見ると幸せになると言われており、その拠点となるハミルトン島は新婚旅行の旅先としても有名です。
グレートバリアリーフは、約1800万年前から形成され、大小900もの島が点在。
グレートバリアリーフの中心部に位置するホワイトヘブンビーチは、きめ細かい白く輝く砂で手付かずのビーチとして世界的に有名です。
独特な白浜ビーチが堪能できるその美しさは、「世界ベストビーチ」1位に選ばれるほど。
この地域は、世界最大の海洋生物の宝庫であり、ジュゴンやウミガメ、ザトウクジラなど、絶滅の恐れがある生物の棲息地としても知られています。
美しい海を体験したい人は、ケアンズ発の日帰りクルーズツアーなどでシュノーケリングがおすすめ!
また、ビーチでのんびり過ごしたい人は4~5月上旬と10~11月中旬、また、7~9月は海の透明度が高くなり、ダイビングには絶好の時期ですよ。
所在地:ケアンズから船で45分(グリーン島)
「ピナクルズ」西オーストラリアの名所の奇岩群
西オーストラリア・パースの北にあるナンバン国立公園内に位置する「ピナクルズ」。
広大な砂漠に無数の奇石が立ち並ぶ神秘的な光景が楽しめる人気の観光スポットです。
パースから北へ250kmにあり、パースからは日帰りでも訪問可能。
ピナクルズへのアクセスは、個人でレンタカーを借りて行くか、もしくは現地発着のツアーに参加するのが一般的です。
日中の青空が広がるピナクルズも絶景ですが、夕日に染まるピナクルズは別世界に来てしまったかのように幻想的。
地平線に沈む太陽と、一面がオレンジ色に染まる光景はまさに一生に一度は見たい絶景です。
おすすめは、日は沈む少し前に到着して日中の景色とサンセットのどちらも楽しめるスケジュールを組むこと。
現地の旅行会社では、ピナクルズの様々なツアーにも参加できます。
砂漠内を4WDで駆け巡るワイルドな内容のツアーや、パースを朝早く出発して、周辺の観光ポイントまでしっかり楽しむツアー、夕暮れ時のピナクルズの絶景や星空を目当てに午後出発するツアーなど。
レンタカーの予定がない人は、現地ツアーに参加するのが安心ですね。
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所在地:西オーストラリア州ナンバング
「ブルーマウンテンズ」シドニーから絶景日帰り小旅行!
どこまでも続く断崖絶壁の茶色の岩肌と、緑豊かなユーカリの樹海が美しい、ニューサウスウェールズ州きっての景勝地「ブルーマウンテンズ」。
原生林に覆われた100万ヘクタールに及ぶ広大な世界遺産ですが、大都会シドニーから電車で約2時間とアクセスが抜群なのも魅力です。
その名のとおり「山」の集まるエリアなので、動きやすい服と靴は必須!
ブルーマウンテンのなかでも人気のスポットが「Echo Point(エコーポイント)」という無料で見学可能な展望台です。
ここから至近距離で見えるのが、アボリジニの伝説が残る有名な奇岩「スリーシスターズ」。
ブルーマウンテンズ観光の拠点でもあり、展望台にはビジターセンターや、森の中を歩けるウォーキングコースの入り口にもなっています。
切り立った断崖の下に広がるジャミソン渓谷と一帯を覆うユーカリの緑が絶景!
そして王道の「エコーポイント」とはまた一味違った絶景を楽しめる穴場スポットが、「LINCOLN’S ROCK(リンカーンズ ロック)」です。
ブルーマウンテンズの中でも、特にインパクト抜群のフォトジェニックな写真が撮れるスポット。
こちらのスポットには、柵が造られていないので人工的な境界線を挟むことなく絶景が眺められる ”自然が作り出した展望台” と称されています。
また、ブルーマウンテンズを代表する観光スポット「Scenic World(シーニックワールド)」も必ず訪れたい場所。
ブルーマウンテンズの絶景をいろいろな角度、方法で楽しめるスポットで、施設内にはブルーマウンテンズの大自然が楽しめる乗り物が3種類もあります。
四方がガラス張りになっており、間近に迫りくるブルーマウンテンズの森林一望できる「Scenic Cableway(シーニック・ケーブルウェイ)」や、ジャミソン渓谷のジャングルの中を進む「Scenic Railway(シーニック・レイルウェイ)」という「トロッコ列車」など、ここでしか体験できないアトラクションが大人気!
時間に余裕を持って訪れてくださいね。
「ロットネスアイランド」世界一幸せな動物に会える
西オーストラリアの州都パースから19kmの沖合に位置する「ロットネスト島」。
島全体が約19平方kmの小さな島で、自転車や徒歩で島を1周できてしまうほどの規模ですが、美しい海に囲まれた静かな島なので、癒しを求めて1年中多くの観光客が訪れます。
白い砂浜や美しく透き通った海岸を満喫できるリゾート地として、自然保護区にも指定されており島内では野生動物が見られるなど、手付かずの美しい自然が魅力。
ロットネスト島が人気なのは、美しい海と手つかずの大自然だけではありません。
島の中に多く生息するワラビーの仲間、クォッカがいることによってロットネス島は人気の観光地となりました。
オーストラリア特有の有袋類であるクォッカは、人懐っこい性格で観光客を癒しています。
クォッカは、笑っているように見える顔立ちから「世界一幸せな動物」と呼ばれ親しまれています。
パースやフリーマントルからも船で簡単にアクセスできるので、日帰り1Dayトリップにもおすすめ!
ロットネスト島を訪れるのに最適なシーズンは、雨の日が少ない春から夏にかけてです。
晴天で暑い日が続くので、ビーチで海水浴をして遊んだりするのが目的の人には快適に観光ができます。
一方で、島内は日陰が少なく、夏場は日本以上に日差しが強くなるため服装には注意が必要。
▼オーストラリアのおすすめのお土産は?
オーストラリアであなたは何をする!?
今回は、LOVETABI編集部がオーストラリア旅行で外せないおすすめスポット7選をご紹介しました!
手つかずの大自然や野生動物との出会い、芸術、アボリジニー文化など、多様な魅力を持つ大陸国家、オーストラリア。
広大な国だからこそ、観光拠点とする都市を決めて効率よく観光をするのがおすすめ!
ぜひ、オーストラリア旅行の参考にしてみてください。