こんにちは、LOVETABI編集部です。
寒い冬を乗り越えれば待っているのは、穏やかなお天気が気持ちの良い季節、春。
植物が芽吹き、桜をはじめ色鮮やかな花々が咲き誇り、お出掛けにはもってこいの季節ですよね。
日本には、そんな美しい春を体感できる名所が全国各地に溢れています。
そこで今回は、LOVETABI編集部が春に行きたい!日本の絶景スポット11選をご紹介します。
目次
- 1 「かみゆうべつチューリップ公園(北海道)」約70万本のチューリップが咲き誇る
- 2 「弘前公園(青森県)」毎年200万人が訪れる桜の名所
- 3 「あしかがフラワーパーク(栃木県)」樹齢160年を超える圧巻の大藤
- 4 「ひたちなか海浜公園(茨城県)」一面青い絨毯が広がる
- 5 「富士本栖湖リゾート(山梨県)」関東最大級の芝桜
- 6 「夢の吊り橋(静岡県)」春がベストシーズン!新緑とのコラボが絶景
- 7 「あさひ舟川 春の四重奏(富山県)」北アルプスの雪と鮮やかな景色
- 8 「モネの池(岐阜県)」吸い込まれる美しさ
- 9 「いなべ市農業公園(三重県)」高台から見下ろす景色が絶景
- 10 「壺阪寺(奈良県)」桜に包まれる大仏様!?
- 11 「浜野浦の棚田(佐賀県)」日本の原風景!絵画のような美しさ
- 12 美しい日本の春を満喫しよう!
「かみゆうべつチューリップ公園(北海道)」約70万本のチューリップが咲き誇る
北海道湧別町で、毎年5月1日から31日まで開催される「かみゆうべつチューリップ公園」のチューリップフェア。
総面積12.5万㎡の広大な敷地内で、約200品種、約70万本のチューリップが咲き乱れる様子は圧巻! 北海道外からも多くの来園者が訪れます。チューリップフェア開催中は、お土産・軽食などの売店やさまざまなイベントも開催されます。
開花のピークは、例年5月中旬から下旬なので合わせて旅行してみてはいかがでしょうか。
「弘前公園(青森県)」毎年200万人が訪れる桜の名所
青森県弘前市の中心部に位置し、総面積が約49万2,000平米もの広大な敷地を誇る「弘前公園」。
公園内には“現存する日本最北端の天守閣(重要文化財)”を持つ弘前城を中心に濠や門、橋など日本情緒が溢れています。
そんな弘前公園に1年で最も多くの人が訪れるのが、4月下旬〜5月上旬。お目当ては、公園内に咲き乱れる2600本の桜でソメイヨシノを中心にシダレザクラ、八重桜など、約50種類もの桜が楽しめます。
中でも近年注目されているのが、花びらが濠の水面を埋め尽くす「花筏」。まるで桜の絨毯を敷いたような絶景が広がります。
また、桜の名所として有名な弘前公園のもう1つの魅力がライトアップされる“夜桜”。この夜桜のライトアップは、日本夜景遺産に認定されたまさに日本を代表する景色で、“桜のトンネル“や“弘前城天守ライトアップ”、西濠のボート乗り場など、園内の様々なスポットで楽しめます。
全国に数ある桜の名所の中でも毎年200万人を超える人々が訪れます。昼と夜で全く異なる景色が楽しめる上に、弘前城などの歴史的建造物と桜とのコラボレーションなど日本らしい唯一無二の絶景に出会えますよ。
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「あしかがフラワーパーク(栃木県)」樹齢160年を超える圧巻の大藤
栃木県足利市迫間町 ( はさまちょう ) にある「あしかがフラワーパーク」。8つの花の季節をテーマにした季節感あふれる庭園を鑑賞できる施設です。中でも多くの人が訪れるのが「大藤まつり」の開催期間。
樹齢160年におよぶ600畳敷きの藤棚を持つ大藤や、長さ80mもの白藤のトンネル、きばな藤など350本以上の藤が咲き誇ります。うす紅、紫、白、黄色の順番で、様々な藤が咲くので、1ヶ月を通して美しい藤棚を鑑賞できます。
夜の部ではライトアップもされるので、より幻想的な雰囲気となります。
CNNより、映画アバターの魂の木の様な光景が広がると称賛され、『2014年 世界の夢の旅行先10ヶ所』にも選ばれています。
所在地:栃木県足利市迫間町607
電話番号:0284-91-4939
大藤まつり2024 開催期間:2024年4月13日~5月15日
入園料:大人1,000円~2,200円 / 子供500円~1,100円
「ひたちなか海浜公園(茨城県)」一面青い絨毯が広がる
1年を通して様々な花が楽しめる公園として人気を集めている茨城県「国営ひたち海浜公園」。
開園面積約215haの広大な敷地には7つのエリアがあり、園内には花畑をはじめ、サイクリングコースやアスレチック・バーベキュー広場、遊園地など季節を問わず楽しめるアクティビティが充実しています。
そんな国営ひたち海浜公園の中でも、1年で最も人気のある季節がこれから訪れる“スプリングシーズン”。スイセン、チューリップ、そしてネモフィラとカラフルで美しい花々が園内に咲き誇ります。
約530万本の青いネモフィラと菜の花の奇跡のコラボレーションが楽しめるのが“みはらしの丘”。見渡す限り一面に広がる“青と黄色”の世界は、まるで絵画の中のようです。
この一面に咲き誇るネモフィラの見頃は、例年4月中旬から5月上旬頃。この光景は、多くのメディアやSNSなどでも話題となり国営ひたち海浜公園の風物詩として知られるようになっています。
“みはらしの丘”は、ひたちなか市で標高が一番高い場所に位置しているので園内の様子はもちろん、太平洋まで一望できるスポットなのでぜひ高台からの景色も楽しんでみてはいかがですか?
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「富士本栖湖リゾート(山梨県)」関東最大級の芝桜
山梨県にある「富士本栖湖リゾート」では、例年4月中頃から5月下旬頃まで「富士芝桜まつり」が開催されます。残雪の美しい世界遺産・富士山と、一面を埋め尽くす色鮮やかな芝桜との共演が楽しめる春の風物詩です。首都圏最大級約50万株の芝桜が、富士山麓の広大な敷地に咲き誇ります。
期間中は、マックダニエルクッションやオータムローズといったピンクやパープルなど8品種の芝桜が咲くので、色合い異なる芝桜を楽しめます。
会場には、思わず写真を撮りたくなるスポットも多数登場します。芝桜の満開にあわせて多くの人が訪れるので、写真スポットには行列ができることも。撮影が目当ての場合は、開園時間や平日に行くのがおすすめです。
「夢の吊り橋(静岡県)」春がベストシーズン!新緑とのコラボが絶景
静岡県川根本町にある「夢の吊り橋」。南アルプスの入り口の豊かな自然に囲まれた寸又峡にかかる絶景スポットとして人気を集めています。
静岡市から1時間ほど山道を登った場所に位置しており、死ぬまでに行きたい世界の吊り橋TOP10にも選ばれている静岡県を代表する名所! 木製の情緒ある吊り橋は、長さ90m、高さ8mでスリルを味わいながら空中散歩が楽しめます。
夢の吊り橋の象徴であるエメラルドグリーンに輝く美しい水は、“チンダル現象”といい透明度が高く、水の中に含まれる微量の微粒子が反射して青く輝いて見える現象。
そのため、この美しい景色を見るには、①お天気の良い日中 ②山の雪解け水が豊富であること が重要なんです。より美しく輝く景色が楽しみたい人は春がベストシーズンだと言われています。
また、春は新緑も始まり周囲が爽やかな緑に包まれ、青と緑のコントラストも楽しめます。
夢のつり橋までは寸又峡温泉街から歩いて約30分。夢のつり橋の周辺は1周約90分ほどで楽しめる散策路も整備されているので、時間に余裕のある方やリフレッシュしたい方には最適ですよ。
「あさひ舟川 春の四重奏(富山県)」北アルプスの雪と鮮やかな景色
雪の残る美しい北アルプスの山々を背景に、舟川べりの桜並木、チューリップ、菜の花の美しい四重奏を楽しむことができる「あさひ舟川 春の四重奏」。富山県朝日町の風物詩として知られ、県外からも多くの人が訪れます。
舟川の両岸1200mに、およそ280本のソメイヨシノが咲き誇り、桜のトンネルの中を歩いているような気分に浸れますよ。富山県の開花予想の3~5日後に開花するそうなので、開花情報をチェックして訪れてくださいね。
「モネの池(岐阜県)」吸い込まれる美しさ
岐阜県関市板取にある「名もなき池(通称 モネの池)」。
もともとは、隣接する「根道神社」にあった湧き水が流れ込む貯水池のため神社の境内に位置しています。透明度が非常に高い水に睡蓮の花が咲く様子が、クロード・モネの作品「睡蓮」のような絶景とSNS等で話題を呼んでいます。
このモネの池は、太陽の当たり方や時間帯・季節によっても水の色や見え方が変わってくるため、訪れる時間帯によって異なる景色が楽しめます。
中でも、最も美しいのは睡蓮が咲き始める春先から初夏の頃の午前中と言われており、日中の明るい時間帯を目指して訪れるのがおすすめ!
実際のモネ「睡蓮」の作品には、錦鯉の描写はありませんが透明度の高い水中を優雅に泳ぐカラフルな鯉の姿は“日本らしさ”が感じられ、この名もなき池ならではの絶景です。
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「いなべ市農業公園(三重県)」高台から見下ろす景色が絶景
三重県北部のいなべ市にある「いなべ市農業公園・梅林公園」。
東海エリア最大級の梅園で、38ヘクタールの広大な敷地内に春になると約100種類、4,000本以上の梅が咲き誇ります。中でも、1番の絶景スポットは園内を見下ろせる高台からの景色。ピンクと白のパッチワークのような景色は圧巻で思わず歓声をあげてしまいますよ。
例年3月上旬から下旬に開催される“梅まつり”には多くの観光客が訪れ、雄大な鈴鹿山脈を借景に輝く梅の花でお花見を楽しみます。“梅まつり”では、うまいもの市や大道芸をはじめ地元の特産物の物販や、苗木販売なども開催。お花見とイベントのどちらも満喫できます。
さらに、梅林公園にはパークゴルフ場や遊具と芝生広場、農業体験のできるクラインガルデンなども整備されており観光客だけでなく地域住民にも愛されるスポットとして知られています。
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「壺阪寺(奈良県)」桜に包まれる大仏様!?
奈良県高取町の高台に位置する南法華寺、通称「壺阪寺」。
広い境内には沢山の仏像の他、国指定重要文化財である三重塔など歴史ある建造物も数多くあり見応え抜群です。そんな「壺阪寺」で特におすすめの時期が、境内に咲き乱れる桜の木々が圧巻の春。まずは、境内の階段を上り見晴らしの良い場所へGO!!
壺阪寺の中でも特に目を引く見所は…ピンク色の桜の雲の中に浮かんでいるように見える迫力満点の「桜大仏」。インド政府より贈られた石仏で、高さはなんと20メートル、重さ1200トンにもおよび、世界最大級の観音立像として訪れる人々を魅了しています。
また、「壺阪寺」は目病封じの寺としても有名な一方で、インドとの交流が深く境内には日本ではあまり見ることがないような異国情緒溢れる仏像も。
境内をぐるっと散策しながらも、至る所に咲き誇る桜を楽しむ事ができるのは、春ならではの楽しみ方です。
お寺のある高取町は「雛飾り」の町としても有名。
例年3月には、仏像とひな人形を一緒に飾り祀る「雛曼荼羅飾り」も開催しており、本堂のご本尊の前に、約1500体のひな人形が飾られる雛曼荼羅が披露されます。3月下旬頃に桜と合わせて楽しむのもおすすめですよ。
所在地:奈良県高市郡高取町壷阪3番地
桜の見頃:例年3月下旬から4月中旬頃
拝観時間:午前8時30分から午後5時
料金:入山料 大人600円、小人(17歳以下)100円/駐車料(1日あたり) 500円
「浜野浦の棚田(佐賀県)」日本の原風景!絵画のような美しさ
佐賀県玄海町にある「浜野浦の棚田」は、“日本の棚田100選”にも選ばれた景勝地。
浜野浦海岸の小さな入り江に面しており、海岸から続く階段のように、斜面をいくつもの棚田が覆っています。棚田は、自然の力によって形や大きさが作られており、日本では稲作が始まった江戸時代から受け継がれてきた日本を象徴する風景。
美しい海を背景に11.5ヘクタールに大小、283枚もの棚田が広がります。
例年、4月中旬から田んぼの水張りが始まり、5月上旬には田植えが終了。田植えのために水が張られた水鏡の棚田が絶景!そのため、春が1年で最も美しい景色が楽しめます。
また、日中だけでなく夕方から日没にかけても見逃せません。夕陽に染まっていく空と海が水面に反射し、昼間とは異なる幻想的な風景が楽しめます。
刻々と変わる時間帯により、全く異なる表情が楽しめるのも、自然が創り出す景色ならではの魅力。ぜひ、あなたの1番お気に入りの時間帯を見つけて日本が誇る原風景を楽しんでください。
美しい日本の春を満喫しよう!
全国各地の春に行きたい!日本の絶景スポット11選をご紹介しました。
忙しい日常から離れて、美しい自然や綺麗な花々に囲まれて心をリフレッシュするには最適の季節。ぜひ、春ならではの美しい景色を見にお出掛けしてみてください!